ようこそ!
さけとめしのマコです。
今回のテーマは、
【このウイスキーどんな味】グレンファークラスという、オススメのシングルモルト
という話をしていきます。
グレンファークラスってどんな味?
ボトル見ただけでは
ホントにわかりませんよね!
飲もうか飲むまいか・・・
買おうか買うまいか・・・
なんせウイスキーは
種類が多すぎるんですよね!
でも、
このウイスキーの歴史や
特徴がわかれば試す価値が
見いだせるかもしれません。
なんせ嗜好品なんで、
試さないとわかりませんからね!
それでは、
ウイスキーオタクのマコが
グレンファークラスについて堀り下げていきます。
それではいってみましょう!
グレンファークラスの歴史
グレンファークラスは、
1836年に設立された蒸溜所です。
めっちゃ古い歴史があります。
さしずめ、
設立より前に造られていたと思われ
正確には密造酒時代から製造されていたと推測します。
密造酒時代については、
スコッチウイスキーの記事でふれています
当時、1790年ごろ
『ロバート・ヘイ』という男が作った蒸溜所です。
そして、
ロバートが他界したのちに、
1865年、『ジョン・グラント』の手にわたり
ここから、グラント一族の蒸溜所経営が始まります。
初代『ジョン』から息子の『ジョージ』・グラントの
親子経営の蒸溜所になりました。
その後、
グラント親子が他界し
1890年、ジョージの妻、エルシーが所有することになり
その息子たちが後を継ぐことになります。
グレンファークラスは、
現在もグラントの子孫が経営しています。
現代では、
希少な家族経営による蒸留所になります。
スコッチウイスキーの歴史は深いです。
グレンファークラスはどこで作られるの
グレンファークラスは、
あなたもご存じスコッチウイスキーです!
スコットランドのハイランドという地方で
ハイランドの名前の如く高い山脈エリアです。
そのハイランド地方の、
スペイサイドというエリアで作られます。
グレンファークラスは、
ゲール語で『緑の草の生い茂る谷間』を意味し、
大麦の主産地であり、良水な雪解け水に恵まれた
ウイスキー造りに最適な土地で作られます。
スペイサイドは、
ウイスキー造りにあった環境がそろっています。
スコッチウイスキーシングルモルトのグレンファークラスの特徴
グレンファークラスのこだわりは、
ガスバーナーによる直火炊き蒸溜です。
そして、
ピートを使用しない『ノンピート』で
シングルモルトのみを作り続けています。
さらには、
100%シェリー樽にこだわっており
シェリー樽だけでも高価なのですが
その中でも貴重な『オロロソ樽』に
特化しています。
ここまででも
飲みたくなってきませんか!?
熟成においても、
100年以上も前からかわらず
ストック樽は10万樽にも及びます。
この恵まれた熟成環境から、
エンジェルシェア(天使のわけまえ)も
非常に低く、年間0.05%と言われています。
自社製造の樽も、
ブレンデット用のカスク売りは
一切しないというこだわりです。
こだわりがカッコよすぎるんです
グレンファークラスというウイスキーはどんな味?
それでは、
お待たせの『どんな味?』ですが
ノンピート特有の飲みやすいのが特徴です。
シェリー樽の特徴である
ほんのりと甘味のある風味と言えます。
その中でも12年は、
出来が良くシェリー樽の特徴が
しっかりと現れていて
グレンファークラスを知るのに
もっとも適した1本と言えるでしょう。
そして年数が上がるにつれて、
芳醇さが増していくことは
言うまでもありませんが、
15年、17年と複雑な味わいが現れています。
25年になると、
ダークでビターなカカオのような
味わいでリッチな重厚感があります。
さらに注目していただきたいのは、
『カスクストレングス』です。
カスクストレングスとは
樽そのもの!通常のウイスキーは出荷の前に加水してアルコール度数を調整しているのですが、カスクストレングスは、加水なしで樽から出したままをボトリングしたものになります。大体のカスクストレングスは、60度前後になるものが多いと思われます。
無調整ということです。
もちろん、
マニア向けともいえますが
ウイスキー好きのひとなら
1度は試したいのではないでしょうか。
無調整ならではの、
醍醐味を体験することも
ひとつの楽しみといえます。
加水して楽しんでね
オススメのウイスキー!グレンファークラスの種類
グレンファークラスは、
すべての商品にグレンファークラスの
名前が使用されています。
ここにも、
ブレないこだわりがあります。
それでは、
一気にご紹介します。
グレンファークラス10年『Glenfarclas 10』
グレンファークラス最年少ですが、
まろやかで飲みやすいウイスキーです。
グレンファークラス12年『Glenfarclas 12』
まさにシェリー樽!
絶品です。
グレンファークラス15年『Glenfarclas 15』
12年よりさらに、
華やかさが増しています。
グレンファークラス17年『Glenfarclas 17』
グレンファークラスが理解できる逸品!
蒸溜所オーナーもお気に入りだとか・・・
グレンファークラス21年『Glenfarclas 21』
長期熟成のビター感が増した逸品!
金賞受賞の実力です。
グレンファークラス25年『Glenfarclas 25』
ダークでビターな最上級!
つまみはいりませんね。
グレンファークラス105カスクストレングス『Glenfarclas 105』
ちょ~粋な一品です!
シェリーの香りをふんだんに楽しんでください。
グレンファークラス30年レッド・ドア『Glenfarclas 30』・グレンファークラス40年レッド・ドア『Glenfarclas 40』
この2つは、
残念ながら現在入手困難です。
まとめ
今回は、
【このウイスキーどんな味】グレンファークラスという、オススメのシングルモルト
というテーマで書いてきました。
いかがだったでしょうか?
それでは、
まとめていきます!
- 歴史が古い
- 家族経営の蒸溜所
- スペイサイドに位置する蒸溜所
- ノンピートのシングルモルト
まだ飲んだことない人は、
是非ためしていただくことをオススメします。
グレンファークラス!
いいウイスキーです。
この記事を読んで
気づきや学びになると幸いです。
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