ようこそ!
さけとめしのマコです。
今回のテーマは、
『アイルランドのウイスキーの歴史と特徴を知るともっと好きになる!』
という話をしていきます。
アイルランドのウイスキーの歴史について
もっと知りたい・・・
アイルランドのウイスキーの特徴につい
もう少し深く知りたい・・・
ウイスキー好きなら
深堀りしたくなりますよね!
この記事を読んでくだされば
あなたも明日から
ウイスキー通になれるかも。
アイルランドのウイスキーの魅力を
誰よりもわかりやすく簡単に
ウイスキーオタクのマコが
もっと好きになってもらえるように
掘り下げていきます。
それでは、いってみましょう
アイルランドのウイスキーの歴史
アイルランドのウイスキーの歴史について
わかりやすく簡単に解説します。
巷では、
『アイリッシュウイスキー』
と言われます。
アイリッシュウイスキーとは
アイルランド島で製造されるウイスキーです。
今回この記事では、
アイルランドのウイスキーと評して
お話していきます。
アイルランドのウイスキーの歴史は、スコッチウイスキーを超える?
アイルランドのウイスキーの歴史は、
スコッチウイスキーを超えるのか?
『たぶん』!?
スコットランドより先に
製造されていると思います。
わたしの読んだ記述では・・・
実は、ここらへん曖昧なので、
『たぶん』ということで
ご勘弁ねがいます。
わたしにとってはどちらでもいいんですが
スコットランドとアイルランド
の人たちには大問題なのです。
いまだ決着つかず!
諸説では、
12世紀から飲まれていた説も存在しますが
現在のウイスキーとは少々違うと言われています。
ひとまず、まとめてみました。
- アイルランドのウイスキーも原点!
- スコットランドのウイスキーも原点!
- どちらにも原点が存在すると言える!
たぶんアイルランド・・・
どちらにしても
非常に長い歴史があります。
アイルランドのウイスキーは命の水?
アイルランドでは、
もともとウイスキーではなく
uisce beathe(イシュケ・バーハ)
『命の水』と言われていました。
12世紀の出来事で、
アイルランド人が飲んでいる
その蒸溜酒をイングランド兵が
ushky(ウイスキー)と間違えて
伝えたことからの由来になります。
そして現実に、
18世紀のアイルランドには、
1,000カ所を超える蒸溜所がありました。
その蒸溜所の中で、
ジョンズレーン蒸溜所の年間生産量は
なんと450万リットルという記録が残っています。
国土面積およそ70,300㎢の
小さな島で想像がつきませんね。
北海道83,450㎢と変わらない
さらに世界のウイスキー市場の
なんと6割をこえていたのです。
アイルランド人
み~んな酒つくっとったんか~い
やっぱり、
スコットランドより
アイルランドのほうが
歴史が長いんだろうなと
思わされることが多いのは事実です。
アイルランドのウイスキーはオワコン?
アイルランドのウイスキーは
オワコンなのか?
現実に、
1920年に大打撃を食らい
一度は終わりました。
これが、
アメリカの禁酒法です。
輸出がストップしてしまい
1000以上の蒸溜所のほとんどが
閉鎖に追い込まれました。
その後も内戦が続き、
悪いほうへと転じてしまいます・・・
アイリッシュウイスキーは、
イングランドと植民地の市場から
締め出しをくらいます。
さらには、
米軍兵にスコッチウイスキーが配給され
アメリカへの優位性をスコッチウイスキーに
奪われてしまいます。
ほぼ壊滅状態・・・
とはいえ、
そんな劣悪な状況の中で
生き残った蒸溜所があるんです。
なんか、じ~んときますね
『ブッシュミルズ蒸溜所』
世界最古の蒸溜所として名高いことで知られています。
『ミドルトン蒸溜所』
いまや世界最大の蒸溜機を有する蒸溜所として生まれかわったことで知られています。
18世紀には
1000カ所以上あった
蒸溜所が統合に統合を重ね
2つになってしまいました。
そして新設と再開で生まれた蒸溜所が4つあります。
- 『クーリー蒸溜所』
1987年に設立された蒸溜所です。 - 『キルベガン蒸溜所』
1757年に設立され、1957年に閉鎖しましたが、2010年に再開されました。 - 『タラモア蒸溜所』
1829年に設立され、一度は閉鎖されましたが、2014年に再開されました。 - 『ティーリング蒸溜所』
『クーリー蒸溜所の創業者ジョンティーリング』の息子が、2015年に設立されました。
建設中や建設予定など
今後は増えていくことが予想されます。
アイルランドのウイスキーは
オワコンではありませんでしたね
現在、6カ所の蒸溜所が稼働しています。
アイルランドのウイスキーの特徴
アイルランドのウイスキーの特徴として
4つに分類されます。
【ピュアポットスチルウイスキー】
大麦麦芽と未発酵の大麦やオーツ麦を配合した原料で単式蒸溜器で3回蒸溜する。
【モルトウイスキー】
大麦麦芽のみの原料で単式蒸溜器で2回もしくは3回蒸溜する。
【グレーンウイスキー】
トウモロコシなどの穀物の原料で連続式蒸溜器を使用する。
【ブレンデッドウイスキー】
モルト原酒とグレーン原酒を混ぜ合わせたもの。
しかし、
一番に掲げられるのは
『3回蒸留ノンピート』
とという伝統製法です。
すなわち、
蒸留の過程を3回おこない
ピート(泥炭)を使用しないのが
多くに共通する点です。
とはいえ、
前述の通り2回蒸溜もあります。
わたしのお気に入りの
クーリー蒸溜所のウイスキー
『CONNEMARA』
カネマラは2回蒸溜です。
アイルランドのウイスキーは
非常に飲みやすいのが特徴です。
アイルランドのウイスキーの銘柄一覧
アイルランドのウイスキー
蒸溜所別に紹介します!
ミドルトン蒸溜所のウイスキー
ジェムソンスタンダード・ジェムソンスタウトエディション・ジェムソンブラックバレル・ジェムソンボウストリート18年・レッドブレスト12年・レッドブレスト15年・レッドブレスト21年・グリーンスポット・イエロースポット12年・パディ・パワーズ・ミドルトンベリーレア
ジェムソンスタンダード
アイリッシュの傾向を知るためにも
初心者におすすめな1本です
ブッシュミルズ蒸溜所のウイスキー
ブッシュミルズ・ブッシュミルズ10年・ブッシュミルズ12年・ブッシュミルズブラックブッシュ
世界最古の蒸溜所のウイスキー
飲まない理由が見つかりませんね
クーリー蒸溜所のウイスキー
カネマラ・グリーノア・ターコネル
わたしは『カネマラ』がお気に入りです
ピートを効かせた絶妙な味わいが大好きです
タラモア蒸溜所のウイスキー
タラモアデュースタンダード・タラモアデュー12年・タラモアデューカスクフィニッシュ・タラモアデュー14年
タラモアデューはジェムソンに次ぐ
アイリッシュ第2位の出荷量です
キルベガン蒸溜所のウイスキー
キルベガン
復活のキルベガンは
歴史を感じます
ティーリング蒸溜所のウイスキー
ティーリングシングルグレーン・ティーリングシングルポットスチル・ティーリングブラックピッツ・ティーリングカスクフィニッシュ・ティーリング18年・ティーリング21年・ティーリング28年・ティーリング30年・ティーリング37年・ティーリングアイリッシュポティーン
ティーリングはさすがのこだわりですね
37年飲んでみたい・・・
まとめ
今回は、
『アイルランドのウイスキーの歴史と特徴を知るともっと好きになる!』
というテーマで書いてきました。
いかがだってでしょうか?
アイルランドのウイスキーまとめてみます。
- スコッチウイスキーより歴史がある?かもしれない
- 復活の兆しがある
- 非常に飲みやすいのが特徴
3回蒸溜ノンピート!
次は、アイリッシュウイスキーを味わう番です
ウイスキーという大海原で溺れましょう
この記事を読んで
気づきや学びになると幸いです。
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